可愛くて、見ているだけで癒される・・・

親を困らせるわけでもなく、とにかく可愛い・・・

そうおっしゃるお母さん、多いですね。私もそう思っておりました。

そして、<こんなに可愛がっている>気になっておりました。

でも、ちょっと気をつけましょう。

「癒しの存在」という役目を負っているその子の 心のうちを・・・

 

「大丈夫、この子のことは私が一番よく知っています。

 何でも話してくれますから、全部わかっています。」と言うお母さん、

ちょっと待って!

それは本当ですか?

この子のことは【全部知っている】と 思って良いでしょうか。

 

私も昔、【この子は何の問題もない、大丈夫な子】と思い込んで

わが子の心の重荷を知らないで、長く我慢させてしまいました。

その子には【よーく聴いてもらう時間が必要】なんて、気づかなかった!

 

大きくなってから、

「私は愛された気がしない。話をちゃんと聴いてもらったことがない。」

と言われることがあります。

 

衝撃的な出来事は、2歳児でも明瞭に記憶していることがある、と

前にブログに書きました。

「あなたは小さかったから、覚えてないでしょう」

何気ない言葉が、幼な子を深く傷つけ、

「大丈夫な良い子」という思い込みが、【聴けないお母さん】を作ってしまいます。

私のように。

 

目の前の子、

今、何に興味を惹かれ、 何に困っているの?

何が 好きなの? 何が苦手?

助けてほしい想いを、どう表現してよいかわからず

子どもは 抑圧することに慣れてしまうことがあります。

 

「聴く」とは、声を聞くだけではなく、

「言葉にしにくい想いを汲みながら、心で聴く」ことです。

話そうとする子に 身体を向けて、心を向けて 聴くのです。

 

「お母さんに言っても わからないでしょう!」

そう言われたからと 怒ってはいけません。

自分に不都合な現実に接すると怒るお母さんだと知っているから、

言えなかったかもしれません。

そんな自分だと気づくチャンスを与えられたのです。

 

親を 怒らせないよう、自分を気にいってもらえるよう頑張って、

本当の気持ちを隠し過ぎて 心が疲れきってしまう前に、

黙って ただ一緒にいる時間を大切にしてください。

ぼーっとしながらお茶を飲んだり・・・こういう無駄な時間がすごく大事なの!

 

「今日、学校で何があったの?」

(今なら聞いてあげられる)親の都合で 無理に話させようとしないで。

子どもが話したい時に話せる・・・安心感・・・を感じさせてあげてください。

 

(今なら聞いてあげられる)親の都合・・・ほら、それ、

そういう「親の都合」に合わせさせてきたのではありませんか?

自分ファーストの親の陰で、子どもは抑え慣れていたのかも・・・うちの子のように。