セラピーが必要だとわかってはいるけれど、

過去の傷に触れられたくない、怖い・・・

強い抵抗がある方は、たくさんいらっしゃると思われます。

 

大丈夫! 潜在意識はあなたの全てをわかっています。

あんなにつらい目に遭った痛みも、恐れも・・・。

 

先日、催眠療法を象徴する出来事がありました。

ご本人の了解を得られましたのでお分けします。

 

◎さんは、いつも心の胸元に満杯のコップがあって、

あと一滴でも入ってくれば 溢れてしまう状況でした。

「苦しみのコップ」の底の方には「黒い濁り」が沈んでいました。

 

私は、コップの中身を減らす必要を感じました。

通常、コップの中の苦しみ(体験の影響)をひとつずつケアして減らしますが、

私はあえて いつもの方法をとらず、

◎さんの潜在意識に委ねてみました

 

すると、潜在意識のお助けマンは「一群の雲」となって現れ、

コップの中に竜巻でも起こしたかのように勢いよくかき回し始めました。

(そうか、竜巻を起こすためにになって現れたんだ!)

 

かき回され具合があまりに猛烈で、◎さんは思わず、

何もそんなに一所懸命 かき回さなくても・・・

と、笑いだしたくなったそうです。

 

催眠療法の最中は、意識が二つ(顕在意識・潜在意識)あって、

内側で起こることを、もう一方の意識が見ていて笑いたくなることがよくあります

 

◎「かき回されているうちに、底にあった黒い濁りが なくなった!」

私「それから どうなったの?」

◎「コップが小さくなった」

私<コップの器が大きくなることはあっても、小さくなるって何・・・?>と疑問に思いました。

 「コップ、小さくなったの?」

◎「小さくなったんじゃなく、視界から離れたところへ行って 片隅にある感じ・・・。

 目の前にドカンとあったコップが、気にならないところへ離れていった感じ・・・。」

 

数日後、◎さんからメールを頂きました。

溢れんばかりに水が入ったコップは、

 いつもなら、私の胸の前に常にあったのですが、

 ここ最近は 影が薄い と言うか、

 満タンではないと言うか、

 ほんの少しですが、余裕が出たのかな?と言う感じです。

 仕事をめいっぱいやった日の帰りは、動悸がして、

 嫌な気分になる事が多かったのですが、

 今は少し感覚が違っています。』

傷にじかに触れなくても、このようなことが起こります。

この新たな感覚は 日を追うごとに熟成され、楽になります

 

潜在意識は、クライアントさんが受け取れないものは与えません。

今の自分が受け取れるものだけ、受け取れる方法で与えられます。

潜在意識はあまりにも有能で、知る必要のないことは知らされません。

前世の世界で、同僚の顔がおぼろげ・・・

今の自分に影響がない人たちだからかもしれません。

「(前世の)家族で一人だけ最後まで顔がわからなかった。」と言われたこともあります。

「世界的に有名な画家だった自分の名前がわからなかった。」とも言われました。

それらの場合は意図的に知らされなかったのです。

知る必要がない、知ったら今の人生の邪魔になる場合だってあるのです。

催眠療法は、完全に護られたところで行われます。

安心して潜在意識に委ねてください。

怖い記憶を再現したら逆に癒しにならない・・・となれば、

まるで夢を見るように脈絡のないファンタジーの世界に誘(いざな)い、

不思議な感覚を体験させ、

終わってみればケアされていた」ということがしばしばあります。

催眠中の私との対話の裏側で、

潜在意識は人知を超えた(説明のつかない)働きをしている ようです。

これが催眠療法の真骨頂です。

 

不思議で・・・、ただ「不思議」としか言いようがなく、

なんとも有難い、

最も信頼できる味方です。これが「潜在意識」の働き、催眠療法です。