「頑張っても 頑張っても、どうしようもないことがある」

そう思い知って死のうとした、

それからでした。

私の人生本番が見えないところで用意されていたと知ることになったのは。

 

絶望の壁が高くて、視界が遮られて孤独でも、

生きることが「恥」でしかなくても、

生き恥さらしてでも 生きてさえいれば、「変化」が起きた。

生きてさえいれば「出会うべき人」に出会えた。

とことん苦しみぬいた人にしかできないことがある

そこからしか見えないものがある。

地獄の底で「ここからしか見えないものを見ておこう」と思った。

苦しみの底を這いずり回って 神に不満をぶちまけたいとき、

そばで一緒に泣いていた神を 見失っていた。あの時の私。

 

あの時、死んでいたら、知ることのできなかった真実を知ることになり、

今、生かされています。