催眠状態では、ふと浮かんだイメージや感覚を、
出まかせのように言ってもらいますが、たかが出まかせ…?
潜在意識とつながって発する出まかせの一言には深い意味があります。
例えば先日、前世の自分の家を言い表すのに、
「さっきと違う家②(が思い浮かんだ)」
とおっしゃった方がおりました。
ということは、さっきは別の家①が見えていたということです。
そこでは、今見えている家②を手掛かりに、前世を追体験した後、
「さっきの家①」を手掛かりに別の前世を追体験することになりました。
一度のセッションで、二つの前世を追体験することは珍しいことではありませんが、
そこで真逆の境遇を体験することもあることです。
たった一言「さっきの家と違う」と言ったことで、
「さっきの家」で暮らしていた人生をも知ることができた・・・
もう一人の方は、前世セラピーの際に、目の前の人の印象を
「この人は裏切らない」と言いました。
・・・ということは、魂の歴史のどこかで、すでに手痛い裏切りを負っているとわかります。
それもケアもされなければ・・・と潜在意識が教えてくれているのですね。
たかが「出まかせ」…されど「出まかせ」、
潜在意識とつながって発する一言には、深い意味が隠れています。
出まかせといえども、潜在意識にあるものしか出てきません。
潜在意識の深淵を垣間見る思いがしました。