子どもの発達障害を告げられた人も・・・

ご主人がアルコール依存症になった奥様も・・・

わが子が不登校になった親も・・・

わが子の就職内定がもらえなくてフリーターしているという親も・・・

 

「恥ずかしかった」って。

プライドが傷ついて、受け入れるまでに時間がかかった」って。

 

いつまでも「恥ずかしい」と思っていたら、

それは わが子の存在を否定すること。

子どもは敏感に感じ取って、

親に恥ずかしい思いをさせている自分に劣等感を持ちます。

親の引け目になる自分だと思い込み、自己肯定感が育ちません。

自信のない子になります。

 

本当は、劣等じゃないのに・・・。

一緒に暮らしていると、「親の都合」で目が曇り、本質が見え難くなります。

「こんな子じゃダメ」と見なす親の思いこみ通りに、無意識に、

「ダメな人間」を演じていることがあります。

親が子を・・・。あるいは

姉が弟を・・・。

妻が夫を・・・。

魔法にでもかかったかのように無意識に「見なされた自分」となって生きる・・・。

不思議ですが、しばしば聞く話です。

 

今日会った友人との話を少しお分けします。

障害とか発達障害なら、時間はかかるとしても

「受け入れて覚悟する」ことができるが、

が親なら、どうしても受け入れ難い、

『どうしたらよいかわからない』障害があります。

 

通常、人は性的行為によって性的興奮を感じますが、

生得的に脳の一部の機能が障害されていて、

動物や人をいたぶって流血を見ると性的快感を得るように生まれた人たちがおります。

 

凶悪犯罪の後、「誰でもよかった」と言う人は、

嫌なことがあってむしゃくしゃして「誰でもよかった」と言う人もいれば、

流血を見ると射精する自分にとって、刺す相手は「誰でもよかった」という場合があります。

 

友人はその話を驚いて聞いておりましたが、

私はもっと続けました。

多くの人はニュースを見て、凶悪犯罪者を非難するでしょうけれど、

たしかに犯したことは非難されるべき重大な犯罪ですが、

【流血を見ると性的快感を得る脳】に生まれたのがわが子なら・・・と考えてしまいます。

親に包丁を投げつけるわが子と、一緒に暮らすことに限界を感じたら、

狂暴さや奇行が目に余って、いつか凶悪犯罪が予測されるとしたら・・・、

 

それがわが子なら!?

他の障害とは状況が全く違います。

 

今、世間的に騒がれている様々な親子の犯罪がらみの問題には、

自分がその立場に置かれたら、同じことをしてしまったかもしれないと

他人事とばかり思えません。

 

私が偉い人だから私の子どもに障害がなかったのでは決してありません。

自分の子どもに障害があるということは、

深い意味(神様との魂の約束事)がある証のひとつで、

「聖なる契り」が隠されています。

 

それを百も承知で、尚、受け入れ難い障害、それが

【残虐な行為で流血を見た時だけ性的快感を得る脳】

それが、わが子なら・・・

 

「神も仏もない!」と私だって叫ぶでしょう。

「なぜ? 何のために? どう生きろと言うのか・・・?」

答えのない問いに苦しみ続けるでしょう。

凶悪事件の裏で追い詰められる【加害者の家族】を、私は忘れることができません。

 

神様、この問いに 答えはありますか? 教えてください。

私に何ができますか?