「こんなにも多難な人生があるものか!」と唖然とせざるを得ない・・・、
次々に重なる理不尽に耐え、身を小さくして揺らぎながら、
自分軸を保とうと真摯に生きておられる方に、しばしば貴重なご縁を頂いております。
昨日お目にかかったその方は、
どうやって「セラピー夢」を見つけたか思い出せないそうで、
気がついたら「セラピー夢のブログ」を読んでいて、「ここだ!」直感したそうです。
同じことをよく言われます。
「たまたま見つけた」とか、「仕事中、間違って『セラピー夢』のホームページが開いた
・・・その時、自分にセラピーが必要だと気づいて、ハッ!とした」とか。
昨日の方は、「セッションの全てをブログに使ってよい」と自らおっしゃいました。
感謝して一部をお分けします。
保育園の園庭で、突然「死にたくない!」と叫んで大泣きした記憶を手掛かりに退行したところ、
戦いで若くして命を落としたその時の、「魂の叫び」だったと気づきました。
(「保育園であの時、私は前世を思い出していたのでしょうか?」
そうだったかもしれませんね。幼い子は、意識の膜で遮られていないのですから)
前世セラピーは、前世がどうだったかを知るだけでは勿論なく、
そこから「今の自分」に必要な癒しが行われます。
その方は、明るい光を感じながらヒーリングが始まったようでした。
催眠運動が始まり、細胞レベルでの微細な全身の動きが、【人知を超えた働き】をします。
クライアントさんと私の間で、言葉で交わされることの【裏側で】、
言葉にならない、説明のつかない【人知を超えた作用】が行われる、
これこそが催眠セラピーの醍醐味だと私は思っています。
左手がピクピクと震えるように動いているのを見て、
「左手が動いているの、わかる?」と私は声をかけました。(お邪魔しました・・・)
「わかりません」と口で答えながら、<「手」って何?>と思ったそうです。
「体がない・・・感じ・・・」と言いました。
そのまま感じ続けてもらいました。やがて、
「頭が重い。・・・頭の中を、青いイクラのような粒々が流れている・・・」と言います。(浄化作用)
それを感じているうちに、頭が重かったのが楽になったそうです。
【マスター(愛そのもののエネルギー)】を感じ、
無口なマスターでもの足りなさを感じたようでしたが、交信が行われ、
『振り返らず、まっすぐに』というシンプルな、しかし確かなメッセージを受け取りました。
それから、早くに死別した大切な人たちにも会えました。
催眠から覚めた後、
「(身体がなくなったような感覚は) ワンネス(Oneness)に繋がったのですね。」
とお伝えしました。
それは、誰もが望んでできることではありません。
初めての催眠セラピーで、それを体験できるとは、最初から私が察した通り、
魂の年輪を重ね、成熟した魂を生きておられる方だからとお伝えしました。
その方は、「マスターは無口だったけれど、相当な仕事をしてくださったのだと、
催眠から覚めて、わかります。」とおっしゃいました。
重ねて申しますが、人知を超えた働きで「何が行われたのか」は、
説明できるものではありません。ご本人が追々感じとってくだされば幸いです。
数ある過去世の中で、今の自分にこの短命な人生を思い出させられたのは、
「生きているだけで恵みだ。自分はそれさえできなかったから。
生きて、やりたいことをすればいい。生きたいように生きればいい。」という
潜在意識からの促しがあったのではないかと思いました。
折しも母子家庭になった、それはある意味「解放された」ことでもあります。
今までできなかった「新しい道を拓け」・・・というエールのように、私には感じられます。
『振り返らず、まっすぐに』と。
保育園で「あの時の叫び」が意味するものを「今この時」に掴めるようにと、
無意識がタイマーアラームを設定していたのかもしれません。
その方はおっしゃいました。
「今まで体験したこと全てに意味があった。何一つ無駄ではなかった。
学んできたことも全て、ひとつに繋がりました。
中途半端な人生だと思っていたけれど、今、全て繋がりました。
生きてきたことの全てが、ここに来て肯定された気がします。
生かされていた・・・。」
初めて出会った方が、6時間で、それを掴んで帰られたとは、有難いことです。
貴重な出逢いを賜り、天の祝福に護られて、今日もセッションをさせて頂きました。
遣って頂きました。感謝いたします。
あなたは、粗末に扱われてはいけない人です。
転々としなければならなかったことに、深遠な意味があって、
あなたは「尊い特別に大切な人」だから、
特別な体験によって生かされ、そして活かされていたのですね。
天が観ている!
巷の声に汚れないで、堂々と【大切な自分】であってください。
***************(翌日頂いたメールより)**************