「うまくいかないのは、自分の頑張りが足りないから」
と思いがちですが、
そうかもしれませんが、そうじゃないかもしれません。
前にも書きましたが、
何十社受けても内定をもらえなかった人が、
実は、シスターだった過去世で、
「神に仕える仕事しか就いてはいけない」という自分との誓いを
いまだに潜在意識が固持していた…ということがあります。
自分でも意識できないところに残っていたその「思い込み」を
『どんな仕事に就いても、神を信じることはできる』と書き替えた後、
ほどなく就職が決まりました。
このように、「理屈でわからない何か」が知らないうちに自分に影響している
ということはあるものです。
この方の場合は、シスターだった過去世で、
「神に仕える自分は子どもを産んではいけない」という思い込みまでもが残っていて、
女性性との和解ができておりませんでした。
ですから生理痛がひどかったり、女性性に関わる何かがあると体調を崩しがちです。
妊娠したら「つわり」が重い可能性もあり、
早いうちに『自分の女性性との和解』をしておくように勧めました。
『子どもを産んでも神を信じることができる』と潜在意識を書き替えて、
自分を自分で抱きしめて、
『私は女性である私を受け入れます。
私は女性である自分が好きです。
女性であることを喜び、楽しみます。』
そう何度も言い聞かせました。
その時に、ズキン!と痛むなら、セラピーが必要かもしれませんが、
その方は時間をかけて自分と和解できていたため、つわりが軽いようです。
その過去世で、<結婚できず子どもを産めない人生>が辛かったのに、
あの時はシスターになる以外に道がなくて、
無理やり自分に神を信じさせて、シスターとして生きたのかもしれません。
納得できないまま生きた影響が次の人生に影響を残していることがあります。
「過去は過去」と割り切れない事情が潜在意識の世界にはあります。
~できないのは、自分が悪いから、
自分は社会に受け入れられていない、
存在する価値がない…と思い込む必要はありません。
あなたの深いところに、
あなたにブレーキをかける「何か」が仕組まれているかもしれないからです。
それは解除できます。
ゼロ地点に戻って、自由に、楽になることができます。
頑張っても、頑張ってもうまくいかないなら、
立ち止まって、深く自分を知ることが助けになるかもしれません。
たやすく否定されるべきあなたではない ことを信じられるために。
わたしはいつもここにおります。
セラピー夢の高橋より。