この一週間に、奇遇にも次々に、

「思いがけない裏切りに遭った人」

「裏切られ続けた人」たちに会いました。

 

昨年秋に私も集団によるプチ裏切りを体験しましたが、そういえば

私も「裏切られ続けた」人だったと 思い出しました。

 

孤独で長いトンネルも、 過ぎて光の中に出てみれば・・・、

遥かに霞む景色となりました。

 

同じ人に何度も裏切られると、プチ裏切りなど 痛くも痒くもなくなりますが、

裏切りを知った時には、視界の色が変わった気がしました。

 

この人の影響は受けない」と決めたのは、小学5年生の時、

狂暴な親との関係に距離をおいたのです。

口答えしないおとなしい子でしたが、心の中でシッカリ離れておりました。

その間、巷の声に汚れないでいられる強さが養われました。

 

今、渦中にある人は、『遥かに霞む景色』となるまでに

そこからしか見えないものを見ておくことです。

 

何が見える自分か、

何を見ようとする自分か、

 

成熟を急がなくていいからね。

 

知らず知らずのうちに 

裏切る人たちにマインドコントロールされていませんか?

 

「私は親孝行しなければならない」

「私に責任がある」

「私は かなわない。 私の方が劣っている。」

「私じゃダメなんだ。」

「私は愛されない。」

「私は嫌われる。」

「私には悪いことしか起きない 不幸な人生。」

その魔法を解きましょう! それとも、まだ持ち続けたい?

 

時間をかけて、

「その人たちの影響」で取りこぼしてきたものを拾い集め直しましょう。

 

辛い時は、誰でも「失ったもの」にばかり意識が向きます

 

既に与えられているもの」にこそ 気づきましょう。

もったいないから。

 

既に差しのべられている愛を拒絶しないで

もったいないから。真実に目覚めて!

 

裏切られても、何事もなかったようにしてきた自分を

ほめてあげましょう。

・・・にもかかわらず、踏ん張って生きた自分に、

自分の身体のひとつひとつに「ありがとう」を言い続けましょう。

心の中で、「ありがとう」を1万回言ったら幸せになれるって。

 

ありがとうの世界が広がっていくうちに、ある人は、

育てている農作物が格別に美味しくなって、

人に<味の秘密>を訊かれるようになり、

答えられなくて、自分ではわからなくて、たまたま一杯飲みながら

「ありがとう」を言い続けて うつを克服したんだ…って何気なく話したら、

「それだ!」って言われて、

その人の作る野菜は 「ありがとう野菜」って呼ばれ

「ありがとう農法」と呼ばれています。

(みやざき中央新聞より)⇐感動したことだけを伝えるために生まれた新聞

 

今は 疲れた自分を休ませて、

心の中で、ありがとうって言って、

ありがとうって言いたいものが いつか ひとつずつ増えて、

増えながら、

 

苦渋の体験が 『遥かに霞む景色』となっていくのでしょう。

急がなくていいからね。

 

何度も裏切られて、死んでほしいとは思っても

仕返ししようとは思わないけれど、

「自分の正しさを証明する努力」もしなかったけれど、

 

お天道様は 月日をかけて 証明して見せてくれました。

それはお天道様から私への「わかっているよ」の愛でした。

 

そして私はなりゆきの善意」を信じられる気楽さを獲得しました。

自分をも、なりゆきをも、信じて 委ねられる 気楽さがあります。

 

今日ある人に宛てたメールをご紹介します。

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その体験は、

実はどこにでも起こりうる 「有りがちな裏切り」です。

 

この先に起こる『有りがちな裏切り』に落ち込んでいる人に、

あなたなら いかに接するか 学ばされているのですね。

 

あなたを叱りつけた<偉い人>のように

人の言葉に乗じて《誠ある人》を叱りつけるのか!

 

雲の上の人と見ていた<偉い人>より、

さらに高い人格を あなたが育てられているのです。

あなたなら どうする⁉ 

成り行きの愛によって、最善に育まれているのです。

 

成り行きの中で、皆さんに よーく 見てもらいましょうよ。

あなたが否定されたことの結果、 どうなっていくか。

周りの人たちは、だんだん

あなたがしてきたことの価値に目覚めていかれるでしょう

 

あの時、あなたを苦しめた人たちのお陰様で、

あなたはやがて見直されるかもしれません。

そして、もっと広い世界が見える人になるのでしょう。

 私もそうでした。

 

あの時、あなたを苦しめた人たちのお陰様で、

あなたはそこを離れ、もっとふさわしい居場所を得るかもしれません。

 私もそうでした。

 

そうならなくても、

これからどうなっていくか、変容を少し楽しみに見守ってみましょう。

日々のなかに、「静かな時間」を大事にしてね。

ほら、自分と対話すれば、本当の自分を信じられるでしょう。

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上のメールを宛てた方から返信を頂きました。

 

今回の出来事を通して、私はまた以前とは違う自分に気づきました。

そして、本当の幸せは、『なりゆきを信じて生きていけること』なのだと確信しました。

起こることにはすべて意味があり、

苦しいだけの時は盲目になっているけれど、

ここから宝物が見つかるに違いない!

高橋さんと出会って信じられるようになった

根拠のない自信』に今また包まれています。